同友会の理念と歴史
同友会の3つの目的
よい会社を作ろう
同友会は、ひろく会員の経験と知識を交流して企業の自主的近代化と強靭な経営体質をつくることをめざします。
よい経営者になろう
同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営者に要求される総合的な能力を身につけることをめざします。
よい経営環境をつくろう
同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく、社会・経済・政治的な環境を改善し、中小企業の経営を守り、安定させ、日本経済の自主的・平和的な繁栄をめざします。
「自主・民主・連帯」
の精神
自主
同友会は他のいかなるところからも干渉や、支配を受けない。 入会も退会も、また行事への参加についても会員経営者の自主性を大切にする。
民主
会の運営を会員の要求や意見に基づいて行い、ボス支配が起こらないようにする。 民主的なものの見方や考え方を積極的に広め、企業内で実践していく。
連帯
経営者としての全人格的完成をめざしての相互の高まりあいから生まれる深い信頼関係をもとにした、会員同士の腹を割った裸での援けあい。 あらゆる階層の人たちと手をとりあっていく、外へ向けて融合・協力をすすめる。
国民や地域と共に歩む
日本経済の大半を担い、国民生活をすみずみまで支え、地域と密着した企業活動を展開する中小企業の経営基盤は国民生活と地域の中にあるのだという自覚のもと、次の3つを掲げています。
豊かな国民生活の実現に貢献するための企業活動は理念と実践の上で反国民的であってはならない。
優れた製品やサービスを提供し、人々の暮らしの向上と地域経済の繁栄を保障する社会的使命と、雇用の創造、個性ある地域づくりに対する社会的責任を果たすことをめざす。
地域経済のバランスの取れた活性化に中小企業家の立場から提言し、地域の発展、振興に対し、同友会らしい理念のもと、自治体や地域の人々と共に地域おこし、街づくりに活動する。
中小企業家同友会の歴史
中小企業家同友会とは?
中小企業家同友会は1957年(昭和32年)に東京で日本中小企業家同友会(現中小企業家同友会)として産声をあげ、2007年(平成19年)現在では全国47都道府県に設置され、4万8千名の会員数を誇る経営者団体にまで成長しています。同友会は、3つの目的に基づいて、会員の希望やニーズに応える活動をしています。
中小企業家同友会全国協議会とは?
中小企業家同友会全国協議会(略称・中同協)は、47都道府県の中小企業家同友会による協議体です。1957年4月26日に日本中小企業家同友会(現東京中小企業家同友会)として東京で創立され、全国協議会は1969年11月17日に5同友会、会員数700名弱で結成されました。