6月24日にシビックセンターにて姶良・霧島支部例会が行われました。

報告者は(有)上室製茶の社長　上室　和久さん。
「二代目社長の大いなる挑戦と地道な実践」と題してご報告いただきました。

　3年前に社長に就任した上室さん。同友会に入会して学んで実践してをモットーに学んだことを
そのまま応用して、実践している気になっていたが失敗する。社員からの指摘もあり、まずは自分自身が変わることが
先だと気づき、さらに社員をパートナーとして捉えることを始めます。社員の目線に立って説明を行い、見える化を図ります。
次第に自分自身の気持ちが変わり社員に寄り添っていくと社員も言動が変わっていきました。また、経営指針セミナーを
2回受講をし、強くしなやかな会社、皆がやりがいを感じられる会社を目指して舵を取っている中、社員から会長と
社長の2つ司令塔がありどちらの言葉を信じればいいか分からないと言われます。また、今回の例会打合せをしていく中で
上室さんは会長の存在をないがしろにしていたことに気づきます。事業を引き継ぐ側と引き継がれる側の準備が
不十分でした。会長の存在を尊重し、こまめに情報共有をすることにより新規事業も進めることになった経緯も
報告していただきました。