活動報告
2/20に中央支部例会が行われました
2013年05月21日
タイトル:「信なくば立たず~成せば成る~」
報告者:池畠 泰光さん (株)城山ストアー 代表取締役社長
池畠さんは高校を卒業後、就職の為上京します。上京している間に父が城山ストアーを設立。城山ストアーを設立してから一年後に帰鹿し、入社します。1990年に同友会に入会し、同友会活動を通して商売人から経営者に変化していく中での出来事や夢を報告して頂きました。
父が開業した城山ストアーに入社し、父、母、弟と共に軌道に乗せようと身を粉にしながら必死に働きました。競合店が乱立する中で売り上げの数字を求めていくと従業員が経営者についていくことができずになかなか長続きしませんでした。入っては辞めてを繰り返していたのです。その当時、池畠さんはなぜ従業員が長続きしないのか分かりませんでした。その頃を思うと目標も理念もなしに従業員にただ頑張れと言っていたことに気づきます。
同友会に入会後、多くの例会に参加し、いろいろな気づきやヒントを得ました。昨年、社内アンケートを実施しました。その結果を通して「お金やモノではない、社員に夢や誇りを与えることが今後中小企業に必要な事」と気付きました。また、従業員とスキンシップを深める為に毎朝、各部門に行き挨拶を交わし、誕生日には社長自らバースデーカードを書いているそうです。
中小企業だからこそ価値のある物を作り、おいしくて安全な物を売る質販店となり、従業員や地域に愛される存在であり続けたいと話され報告を締めくくりました。